このところ連日のように、日本海側の大雪が報じられております。

松本市は天災の少ない地域とつくづく感じる今日この頃です。

さて今回は、株式会社フロンティアさんのご紹介でユニチャーム株式会社 高津戸先生より紙おむつの当て方について教えていただきました。

介護保険では、オムツは個人持ちのケースが大半です。

その場合、様々なメーカーの紙おむつの特性を踏まえて対応する力が求められます。

本日お世話になります高津戸先生です。今回の研修の件で何度も足をお運び頂きました。

テーブルの上には、色々な紙おむつが山盛り。

まずは、尿とりパッドの説明から・・・。

骨盤底筋群の筋力低下が引き起こす「失禁」に悩む中年女性って意外と多いのです。

女性だから生理用ナプキンで代替えしているという声もきくのですが、ナプキンと失禁パッドでは根本的に作りが違う訳ですから用途に合わせて使いたいですね。

吸収量・匂い対策・パッドの大きさ厚さ・単価 軽量失禁パッドの知識って意外とないものです。

紙おむつ・尿取パッド・リハビリパンツ

業界では赤ちゃん用のオムツというのは最先端技術を採用していて一歩先行く存在なんだとか・・・。

赤ちゃんのおむつの方が、高額であっても購入される方が多いのだそうです。大事なこどものお尻ですものね。

しかし高齢者は大事じゃないと言っているわけではありません。

大人用のオムツの大きさは赤ちゃんのオムツの何倍も大きく、それだけで高額なのです。

さらに先々の計画も立ちませんよね。費用負担も家計に重くのしかかるという事なのでしょう。

切実な問題ですよね。

高津戸先生曰く、ライフリー リハビリパンツ は、赤ちゃん用オムツ「ムーニーマン」の良さを高齢者のオムツに生かした構造になっているのだそうです。最近は、オムツの吸収速度、蒸れ、素材など格段に良くなっているとの事。

実際に手に取ると、なるほどふわふわで足回りのギャザーが高いなという感じ。赤ちゃんのオムツを大きくした感じです。

 

 

 

 

次に、パッドの技術が上がってきた中で「低頻度交換」のお奨めという話が出ました。

低頻度交換(交換回数1日4回程度)

おむつ交換回数4回(昼3回・夜1回)を実現し、介護を受ける本人にも介護する人にも、ゆとりある介護生活を・・・。

昼は「ライフリー長時間あんしん尿とりパッド」、夜は「ライフリー一晩中あんしん尿とりパッド」と尿とりパッドの使い分け使用を推奨し、おむつ交換回数を一日4回(昼3回・夜1回)にする。

おむつの交換頻度が少なくなると介護が楽になる。利用者の心理的負担が減る

複数回交換するとそれだけ肌に負担がかかっている。肌トラブルが減る。

オムツのクオリティーが上がっているから1日4回でも大丈夫

なるほど「安物買いの銭失い」というところでしょうか?

利用者さん、そのご家族はそこまで深い構造を知る機会がありません。

回数交換することが良い事だと思っています。

大き目のオムツを使うと当てやすくていいと思っています。

何枚もパッドを入れると漏れないと思っています。

安いものを使わないとお金がかかって大変だと思っています。

正しいオムツの使い方を理解するだけで、失禁の状態に合わせたオムツの選択が出来るようになります。

結果、おむつ代を安く抑える事につながるとお話しいただきました。

 

こちらは、オムツの構造と吸収スピードの実験です。皆さん興味津々

構造を知っていると当て方も工夫できるようです。メーカーによって構造も様々だという事がよくわかりました。

今回お話を伺う中で、どこのメーカーが良いのかではなく正しい知識と特性を知っていなければ、せっかくオムツを用紙していただいても生かすことが出来ないのだという事を学びました。

最新情報

オムツ業界では日進月歩新しい構造をしたオムツが登場しています。

我々介護のプロは、そういった先端の技術に触れる事でプロの視点でアドバイスできるように自己研鑚しましょう。

利用者さんのご家族は、「少しでも漏れないように」「安く済むように」と考えているはずです。

最後に最新のパッド「ライフリー SKIN CONDITION」のご紹介をいただきました。

なんと表面がコーデュロイのように縦線の立体的な構造になっています。

皮膚とパッド表面の接触面積を少なくするのが目的なんだそうです。

 

 

 

 

 

次に、お尻のあたる部分が青色になっていました。

これは吸収体の量が2倍入っているのだとか・・・。

 

 

 

 


そのお尻側の表面に、薄いツルツルの生地がカンガルーポケットのよう

についているのです。初めて見た時、参加者の皆さんと、男性の場合こ

こに陰茎を入れるのかねぇ~。パッドでも挟むのかねぇ~。と予測。

しかし実際はスライディングシートの構造がある事が判明しました。

 

寝たきりの方が体位交換してもオムツの中でお尻がオムツの擦れて褥瘡にならないような構造になっているそうです。

「スキンコンディション」っていいネーミングですね。

残念ながら一般のドラッグストアーには置いていないようです。

是非使いたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、介護学院へお声掛け下さい。サンプルがありますから手に取って実際に触る事も出来ます。

ご希望の方は株式会社フロンティアさん経由で購入できます。箱買い値引きで割引もあります。自宅に届けてくれます。

株式会社フロンティア 長野営業所 担当:武田さんまで・・・。

お問い合わせ先:TEL0263-28-8823

今回ユニチャームさんのおむつの当て方研修をやるんですよ。とお誘いしたら「仕事さえ入ってなければ行きたかったのに・・・。」という方が数名いらっしゃいました。施設で導入されているところも多くこの研修は大変人気なのだそうです。

今回の研修で紙おむつの使い方次第で、紙おむつの機能を生かせる介護が出来るという事を学びました。

少しでも有利な使い方が出来るように、よいアドバイスできるようしていきたいと思います。

高津戸先生お忙しい中、ありがとうございました。